白く自然な美しい歯は、誰もが望むものです。 噛む機能を維持し、永続しつづけること以上に、審美性の追求は患者さんにとっては最大の願望ではないでしょうか。 スマイルの印象的な人でいたいものです。
“噛み合わせ”とは、例えば“担ぎ手が1本1本の歯で、重いお神輿を担いでバランス良く担いでいる”と考えると理解しやすいと思います。 もし片側の歯が1本でも抜けたら、担ぎ手が1人少ない状態で重いお神輿を担がなければなりません。 長い間少ない担ぎ手側は疲れてギブアップしたり、お神輿が傾いてしまうような色々なトラブルが起こる場合があります。 顎も同じ様に考えると理解しやすいと思います。 奥歯（臼歯）の1本でも抜けると、抜けた側の残った歯は、負担が大変なものになり、必然的に顎にも影響が出てくると思われます。
口は、色々な食べ物を噛み砕き、飲み込む器官ですから、汚れて当たり前です。 だから口の中は、体の中で一番細菌が多く繁殖する場所です。 虫歯も歯周病も細菌感染なので、歯磨きで歯垢（細菌の原因）を取ることが大切です。
